ニュージーランドで、セドナのような場所を見つけたい
~ タカカ、グレートスピリットが息づく大地 ~
最初はマウントクックへ。植物も、トラックも初めて見る光景で、素晴らしかったです。でも、繰り返し訪れたい場所にはなりませんでした。
3回目の旅で今度は南島をバスで移動しながら1ケ月、旅することにしました。
一つの町で、必ずどこかの山や自然の中で歌う(ボイスヒーリングする)ことに決めて。
時にはしっかりトレッキングして、時にはお散歩気分で歩ける丘で。
どこも歌うと温かい気持ちになり、時にはとても嬉しくなり、美しい自然の中のハイキングも楽しみました。
それでも「セドナのような場所」の実感はありませんでした。ある地点までは。
旅も3分の2を過ぎた頃、タカカという小さな町に向かいました。バスで「タカカの丘」を越える途中、窓から見る周りの景色にくぎ付けになりました。それはニュージーでよく見る丘の光景だったのですが、初めて意識が目覚めたように感じ、こころがときめきました。
「ここだ」こころの中で確信し、窓からの光景をよく見ると、気になる場所にハイキングコースがあります。
「やった!」あとでここまで来よう!と嬉しくなりました。

そうしてタカカの冒険が始まりました。
最初は近くにある有名な「ププスプリングス」などに行き、少しハイキングに慣れてきたころ、バスで見かけた「タカカの丘」のハイキングコースに行きました。

やっと見つけた、と思いました。とても嬉しかったです。
そしてだんだんと足を伸ばし、周辺の素晴らしい場所、海や川、ハイキングコースを調べながら、夢中になって開拓しました。
私はセドナでも、現在住んでいる屋久島でも、「今日はここ」浮かんできた場所へ行って、ボイスヒーリングをします。それは、お客様をお連れするリトリートでも一緒です。
場所そのものが「意志を持つ、そして癒しの力を持つ(と私は信じていて)」所では、どこに行けばよいか、またその順番は、大地にお任せしたほうが良い、ということを経験的に実感しています(あくまで私流ボイスヒーリングリトリートでですが)。そして私のこころは、そうさせてくれる場所を求めています。
最初は初めてですから、「あ、今日行きたい」と思っても、どんなハイキングコースかは実際に行ってみないとわからないところもあります。また「ここは必ず行きたい」と事前に強く思っていた場所は、とにかく早めに行ってしまおうとしがちです。

それからは開拓中と言えど「感覚」をより意識して、動くようになりました。ファラリキビーチも後日、「今日だ」と思った日に改めて行き、快晴の中、ボイスヒーリングしたときの喜び。「やっぱり今日だったんだ」と確認できました。
今では「開拓」は一段落して、「今日はここ」、「今日はこちら」、その日の感覚を信じ、上手に動けるようになりました。
タカカはどこにある?

この辺りの海岸部をゴールデンベイ(Golden Bay)と呼びます。
タカカの最寄り空港はネルソン空港(国内線のみ)です。
日本からタカカへは、ニュージーランド航空を使うと、
成田(または関空)⇒オークランド国際空港⇒ネルソン空港
ネルソン空港⇒タカカ(バスまたはレンタカー)
タカカの町

ハイキングコースとして有名なアベルタスマンやヒーフィートラックもタカカからも行けます。
自然が好きな観光客が訪れる町であり、いわゆるヒッピーカルチャーが存在する町でもあります。
タカカの地名は、おそらくマオリ語から来ていると思われます。
タカカ周辺のスポット
タカカから行ける、主なスポットをご紹介します。![]() ププスプリングズ 青く透明な湖。まるで水の女神がいるような。 タカカの町から車で20分位 |
![]() グルーブシーニックリザーブ 巨岩と樹々の心落ち着く神秘的なハイキングコース タカカの町から車で15分位 |
![]() ワイヌイフォール ここはほんとに屋久島に似てます。 楽しくなるハイキングコース タカカの町から車で40分位 |
![]() タカカの丘 タカカの町から車で30分位 |
![]() フェアウエルスピット ただただ美しさを感じるビーチ タカカの町から車で45分位 |
![]() ファラリキビーチ 「上昇していく」実感を持てるビーチ タカカの町から車で1時間位 |
![]() フェアウエルスピット~ファラリキビーチ間にはトラックが幾つかあります。どこも海沿いで気持ちが良いです。 |
![]() Abel tasman coast track 歩きたい方にはロングコースもあります。1時間位でも楽しめます。タカカからは1時間ちょっと。 |
![]() Coastal track ワイヌイフォールから車で10分位の所にあります。Abel tasman のトラックに繋がっています。 |
気候
南半球なので、夏冬が日本とは逆になり、夏のトップシーズンは1-2月です。夏でも朝晩や、天気によってフリースが必要です。またこの時期日没は8時半くらいです。日本との時差は+4時間です。
紫外線が強く(日本の7-8倍)、帽子と、運転をする方はサングラスが必要です。
通貨と物価
通貨は$NZです。タカカに日本円から両替できる銀行が1店舗だけありました。(2020年2月現在)クレジットカードが使えるところが多いですが、小規模の宿は現金払いが多いです。また国外のクレジットカードは受付けないお店もあります。
物価は日本より高め1.5倍位に感じました。チップは必要ありません。
必要なもの
コンセントは日本と形が違うので、携帯の充電などに変換プラグが必要です。amazonなどで、"変換プラグ ニュージーランド"で検索すれば出てきます。
旅プラン・タカカまでの行き方
●ニュージーランド航空は日本語で予約購入できます。電話(日本語)でも購入できます。●ネルソン空港からタカカへは、バスまたはレンタカー
*バス(Golden Bay Coachline)は、夏季1日2往復、冬季1日1往復(午後便のみ)。
ネルソン空港8:15、15:15⇒ネルソン市街8:45、15:45⇒10:45、17:45タカカ着
*タカカにはバスもタクシーもありませんので、レンタカーが必要です。レンタカーを借りる場合ネルソン空港か、タカカのレンタカーかになります。
●ネルソン市街に泊まる場合は、ネルソン空港から市街へは車(タクシー)で10分位($NZ30位)です。
空港シャトル($NZ15)もあります。
旅プラン・宿
booking.comなどで、”タカカ,ニュージーランド"などと検索すれば候補が出てきます。
”中心からの距離”も出てくるので、町からの近さも見当がつくかと思います。
バックパッカー、モーテル、B&B、価格も、泊まる人たちの客層、年齢層もそれぞれ変わります。
バックパッカー(の個室)はこれまでの経験により、鍵が壊れている場合がありますのでチェックインしたら確認されると良いかもしれません。
旅プラン・旅行会社に手配をお願いする
(株)グローバルネットニュージーランドオークランドにある旅行会社。飛行機・ホテル・バスの手配、オークランド空港からの送迎、国際線から国内線の乗継誘導など。
リアルニュージーランド
ネルソンにある旅行店。ホテル・バスの手配、ネルソン空港からの送迎、ネルソン周辺の観光案内など。
ニュージーランドの人
親切で温かく、日本人に対してよい印象を持っている人が多いように感じます。島国のシャイさもありつつおおらか、素朴な印象です。英語は、アメリカ英語に慣れている方には、聞きづらく感じます。移民も多く、それぞれのお国のアクセントが見られます。それだけ移民に寛大な国という印象があります。
お役立ちリンク
Golden bay visitor centerタカカにあるビジターセンター。タカカ周辺のゴールデンベイエリアのことは、現地ではもちろんですが、日本からメールで問い合わせても親切に答えてくれます。